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解説
そもそも「事務事業評価」とは何か
はじめに
このコーナーでは、加古川市が行っている一つひとつの事業を、数字と事実で見ていきます。第1回である今回は、本題に入る前に「そもそも事務事業評価とは何か」を説明します。ここを共有しておかないと、以降の記事で「何を根拠に言っているのか」が伝わらないからです。
事務事業評価とは
自治体は毎年、道路の整備、子育て支援、イベントの開催など、無数の「事務事業」を行っています。その一つひとつについて、
- 何のためにやっているのか(目的)
- いくら使ったのか(予算・決算額)
- どれだけの人に、どのような効果があったのか(成果)
を自治体自身が点検し、公表する仕組みが「事務事業評価」です。加古川市も含め、多くの自治体がこの評価シートをホームページ上で公開しています。
なぜこれが大事なのか
市の予算は、税金です。私たちが日々払っている消費税や住民税が、どの事業に、どれだけ使われているのか。その答えが載っているのが、この評価シートです。
ところが実際には、
- 評価シートの存在自体を知らない市民がほとんど
- 数百ページに及ぶため、読み通すのは簡単ではない
- 議会でも、事業ごとの中身を細かく精査する議員は多くない
というのが実情です。結果として、「一部の支援者のための予算」が見えにくいまま通り続けてしまう構造があります。
このコーナーで目指すこと
私はこの30年、加古川で商売をしながら、税金の使われ方に強い違和感を持ち続けてきました。だからこそ、このコーナーでは、
- 個々の事業を1つずつ取り上げ
- 予算の推移や他市との比較を数字で示し
- どこに問題があるのかを、できるだけ分かりやすく指摘していきます
批判のための批判ではなく、「これを読めば、自分でも判断できる」という材料を提供することが目的です。
次回予告
第2回からは、具体的な事業を1つ取り上げて見ていきます。あわせて、人口や民間投資額で差が広がる明石市との比較データも、数回に1本のペースで挟んでいく予定です。
この予算、あなたはどう思いますか。
ご意見・ご質問は、加古川減税会の「お茶会」でも受け付けています。